春といえば、デトックス!とびきりの雪国天然山菜で、カラダをキレイに。


こんにちは、「むすび」石原です。

暖かくなってきましたね。冬に体は重くなっていませんか?

春といえば、デトックス!山菜の苦味で、冬の体から春の体へ。体に溜まった毒素を出し、春のだるさを取り除き、やがてやって来る「夏」を乗り切る体を作りましょう!



【 目次 】





山菜


■重くなった体に山菜はいかが?



木々や草花が色づき始め、動物たちも活気づく春の季節!

ただ、陽気な気分と裏腹に、私たちの体は、若干重たくなってしまっているような気が、、(泣)

冬、寒さに耐え、生命維持のため、体は、ぎゅーっと縮まってます。エネルギーを逃がさないよう、溜め込もうとしてきました。だから、体の巡りが悪くなり、老廃物も溜め込んでいます。

春、日差しや暖かさを感じてくると、体は、代謝を高め、不要なものを排出し、目覚め始めようとします。

そこで食したいのが、「春の山菜」です!その時期に体が求める「旬」に従い、季節の食を楽しんで頂けたら嬉しいです。健康な体の素地を作る「春」にしたいですね。


■抗酸化効果満点、山菜の苦味!



「春の皿(料理)には苦味を盛れ」と言う諺があります。

苦味とは、七草・山菜と言った春野菜のこと。冬眠から覚めた熊は、先ず「ふきのとう」を口にすると言います。

 ● 山菜の苦味(ポリフェノール)は、

  1. 活性酸素を除去し、酸化を防ぎます。
  2. 新陳代謝を高め、毒素・老廃物を排出します。
  3. 肝臓・腎臓の濾過能力を向上し、胃腸を活発化する働きがあります。

子供の頃、苦いもの何が美味しいのだろ?と思っていましたが、大人になるにつれ、苦味が欲しくなってきます、、
不思議なものですが、体が求めるその苦味にこそ、健康や美容の効果が隠されているとも言えますね。



天然山菜


■雪国山菜はなぜ美味しい?



山菜を選ぶなら、出来れば雪国の山菜を選びたい!

長い冬を耐え、雪解けとともに、次々に芽吹く春の山菜。大きさ、香り、味わい、どれもがとびきりです。

雪下は、温度:-0.1~0.3℃、湿度:95~100%で一定に保たれています。山菜は、自身が凍らないよう、水分含量を下げ、デンプンを「糖」に換え、「ミネラル」も蓄えます。

加えて、厳しい気象環境が、病害虫の発生を抑制する上に、雪下で病気・虫から守られます。(必要以上にアクを強くして)護身の必要がないため、雑味・アクの少ない山菜を育てます。


■天然山菜の味と香りご存知ですか?



昨今、春になると、都心部のスーパーでも山菜が売られます。

ですが、栽培山菜がほとんどです。天然山菜は、時期が短く、安定供給が難しく、あまり出回っていないです。

変色して、黒くなりやすいのも理由です。

しかし、変色は、鮮度が落ちているわけでなく、豊富なポリフェノール(苦味)の仕業です。天然山菜は、苦味を虫等の外敵から守るために、自己防衛で分泌します。

この苦味成分が、健康美容、抗酸化、アンチエイジング!体内の毒素を排出させ、春の身体を目覚めさせる「素」になります。



山菜


■山菜の採取地、山形県真室川町。



採取地は、日本有数の豪雪地、山形県最上郡真室川町。

町域大部分を森林が占める内陸山間で、GWまで雪が残ります。積雪は3mを超え、零下10度に及ぶ冬を凌ぎます。

  1. サケ・マスが遡上する清流があり、
  2. なめこ生産日本一を育む一年中の高湿度があり、
  3. アクの少ない山菜を生む豪雪があり、この地域の独自の伝承野菜は、20種を超えます。

長い冬を雪下で耐え、短い春に、蓄えた命を一斉に芽吹き、咲き誇ります。太く、濃く、ぬめりも強い、雪国の天然山菜です。


■天然山菜採りへ同行するも…



5月、意気揚々と山菜採りに挑戦!「そこ、こごみ!ほら、うど!」 声掛けしてもらっても、「え、どこ?」 驚くほど、言われても気づかない(苦笑)

葉裏に隠れる山菜なんて、まず見つけられない!どの山のどこに何があり、いつ行けば何が採れるのか。山を知っていないと、闇雲に山に入っても、山菜は見つけられない。

そして、草が茂り足元すら見えない所へ入っていく、、

「ここって道ですか?山道をいつ外れたの?どっちが北?南?」一人なら確実に遭難です、ついてくだけで必死。

肩から下げて山菜が入る籠は(「てんご」と言います)、肩に食い込んで痛む、、想像以上の過酷さ。山人の経験・体力に驚嘆した同行でした。



天然山菜


■山を守り、山を育てて頂く恵み。



真室川町は、ハッキリした四季の移ろいがあります。山菜は、雪下で太く瑞々しく、甘味を蓄え、春を待ちます。

採り方にも、暗黙のルールがあります。全てを採らず「山がどうなっていくか」、翌年以降の姿を描いて採ります。山と生き、山の恵みを代々繋げてきた知恵があります。

  • 前半:ふきのとう、にわとこの芽、かんぞう、よもぎ、あけびの芽、あまどころ、山にんじん、山わさび…
  • 後半:たらの芽、あいこ、しどけ、行者にんにく、こごみ、こしあぶら、山うど、根曲がり竹、わらび…

■醍醐味あるも、天然のデメリット。



自然の中で育つ天然山菜の生育は、天候に大きく左右されます。

  • 悪天候で入山できない等、発送に時間を要す場合あります。
  • 芽が出た途端、最盛期を待たずして、早々に終了してしまう場合あります。
  • 細心の注意を払い、梱包しますが、稀に山のおじゃま虫が混入してしまう場合あります。

その際は、ご不便をお掛け致しますが、栽培山菜にはない、香り濃く、苦味ある、天然ならではの醍醐味を感じて頂けましたら幸いです。



佐藤昭夫


■山形県真室川町産 天然山菜のご案内。



山形県最上郡真室川町産 天然山菜。

・採取者:春夏秋冬真室川。
・採取地:山形県最上郡真室川町。

「この地域の山を、私以上に知っている者は居ないと思う。」 郡域山々を知り尽くす山人が採取してきます。

雪解け始まる3月下旬~5月下旬まで。毎週水・日曜日に入山し、その時々に実る「山の旬」を採取し、当日中に発送します。

春の体に必要な特有の苦味・香味を有す天然山菜。体に溜まった老廃物を排出して、体の循環を整えましょう!


以上です。最後までお読みくださり、有難うございました。


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