糠塚きゅうり 秀品 5kg 無農薬 無化学肥料 有機栽培 青森県八戸市南郷産 オーガニック キュウリ 八戸伝統野菜 送料無料

一切の農薬・化学肥料を使わず、有機栽培で育て、皮ごと食して頂きたい、八戸伝承野菜「糠塚きゅうり」です。

現在の八戸市中心部から南に約2km、かつて江戸時代に、南部藩の野菜供給地だった「糠塚村」に植えられたことで始まった在来野菜です。

旬は、6月下旬～8月中旬頃。よーく冷やして味噌をつけて、食すのが一番の美味で、多くの水分を含み、夏の渇きを癒すシャキシャキキュウリです。

「糠塚きゅうり」は、江戸時代、南部藩の参勤交代がきっかけで、種子が伝わり栽培が始まりました。大きく、風格が備わるキュウリです。

一般的な細身のキュウリより黄色がかった薄緑色で、ずんぐり太く、短い容姿。長さは約20cm、太さは倍ほどの約5cm、重さは大きいもので500gに達します。

味わいは、ほんのり苦味があり(苦味のない個体もあります)、シャキシャキ・パリパリの硬めな独特食感。水分が多く喉を潤して、夏にぴったりの清涼感を運んでくれます。

昭和30年頃まで、八戸市でキュウリといえば、「糠塚きゅうり」でした。

しかし、一般キュウリに比べ、収量は約1/10と少なく、果皮の黄変が早く、寒さや病害にも弱く栽培が難しいため、作り手が減り、消滅危機に瀕しました。

八戸市は、この貴重な食味のキュウリ伝承のため、「八戸伝統野菜糠塚きゅうり生産伝承会」を2014年に発足させます。現在9人の生産者が参加し、生産技術と種子伝承に努め、復活を果たしつつあります。

「糠塚きゅうり」の独特の食感や風味を味わうには、よく冷やしてもろみや味噌をつけて食べるが一番で、マヨネーズをつけても美味しい。

種部は、そのまま召し上がり頂けます。瑞々しく、パリッと硬めの身と一緒に良く合います。その他、キュウリもみ、漬物、チャンプルー等炒め物にも好相性です。

尚、キュウリに「栄養がない」は誤解で、カリウム(高血圧予防やむくみ解消)、ビタミンC(美肌効果や老化防止)、食物繊維(便秘改善)等、健康に役立つ栄養を多分に含んでいます。

■ 作り手 「南風農園」 さん(青森県)

2005年に八戸市と合併した岩手県境の旧三戸郡南郷村に圃場を構えます。

八戸市街地から南西へ向って、山道を登り高度を上げていくと、澄んだ空気の冷涼な丘陸台地が広がります。

昼夜・年間の大きな寒暖差、冷たく綺麗な水、保水と養分に富む火山性黒土が作物に甘味を与え、蕎麦、林檎、杏、梅、葡萄等多くの特産を生む農業地帯を作ります。

「糠塚きゅうり」の収穫は、6月下旬から始まり、7月に最盛期を迎え、8月中旬頃まで続きます。

一切の除草剤を使わず、無農薬、無化学肥料栽培で、地道な土づくりを繰り返して育てたキュウリを丁寧に収穫します。

「八戸伝統野菜糠塚きゅうり生産伝承会」のメンバーとして、種を自家採種し、糠塚きゅうりの品質向上と種子継承のため日々励んでいます。

4月中旬頃から種を播き、6月下旬から収穫を始め、1本1本丁寧に検品・梱包し、発送します。

本州最北の厳しい気象環境は、単位多収量を望めませんが、甘く実らせ、病害虫発生を抑制し、クリーン農業を助けます。

自然と体に優しい有機栽培で育て、爽やかな苦みと、シャキシャキ・パリパリの硬めな食感、水分が多く喉を潤す八戸市の夏の風物詩「糠塚きゅうり」をお届けします。