だだちゃ豆,無農薬

大きく緑鮮やかな枝豆に比べ、小振り茶産毛で、見栄えに劣るものの、香り甘味強く、重厚風格を有す茶豆(だだちゃ豆)です。

代々受け継がれた、土地に馴染む自家採種から生まれ、一切の農薬・肥料を使わない自然農法で育てます。

尚、「だだちゃ豆」名称は、JA鶴岡の協議会登録商標であり、茶毛枝豆在来種に変わりございませんが、「だだちゃ豆」には括弧をつけて表記しています。

 

だだちゃ豆,茶豆

大量生産、安定供給、単位当たり多収量に向かず、多くの手間を費やす、農薬・肥料を使わない自然農法。

当園枝豆は、肥料を多投与し、近年市場で求められる「すごく甘い」を追いかけた枝豆ではありません。

もちろん強い甘味を有しますが、何よりも噛むほどに深い風味に包まれる、枝豆本来の濃く優しい食味が感じられると思います。

 

だだちゃ豆,自然農法

細やかな気配りを必要とする、暑さに弱い枝豆の収穫は、夜明けとともに始まります。

機械の熱を加えないよう、全工程を手作業で行い、手で引き抜いて、手で一房一房をもぎ取ります。

尚、鮮度劣化防止のため、もぎ取ったままの状態でお届けします。産毛が覆い、土・枯草等付着物も若干ございますが、どうぞご了承ください。

 

だだちゃ豆,白山

収穫期間が短く、門外不出の種を代々継承し、幻の枝豆と言われる茶豆(だだちゃ豆)。

当園栽培品種は、早生白山、甘露、白山。各々の旬に合わせ収穫し(8月中旬~9月上旬)、冷蔵発送します。

美味しい枝豆は、豆の味がしっかりし、実がぷっくり、歯応えも良いですが、茶豆(だだちゃ豆)の濃い食味は、噛み締めるとすぐに分かると思います。

 

■ 作り手 「庄内風土農園」 さん(山形県)

枝豆,山形県

当園は、山形県鶴岡市三千刈(旧東田川郡櫛引町)に構えます。

月山から流れる赤川の扇状地で地下水が深く、水捌けに優れた砂質土壌が広がります。

収穫期の夏季、山形県は昼夜の寒暖が大きく(日本最高気温を74年間保持したほど日中は暑く、一転夜間は急激に涼しくなります)、農作物栽培に適し、全国有数の多様な在来品種を有します。

 

枝豆,無農薬

農薬・肥料を一切使わず育て、自家採種の種が大地に馴染み、枝豆本来の味を表出させます。

大きく綺麗な見た目には、農薬・肥料の特異環境が必要と思いますが、自然本来のサイクルを阻害します。

単位面積当たり収量が少なく、収穫時期も遅れがちなものの、微生物・虫・小動物が多様に生きる土壌から、自然の力を最大限に活かした茶豆(だだちゃ豆)が育ちます。

 

枝豆,茶豆

当園は、茶豆(だだちゃ豆)の本場、山形県鶴岡市白山地区から、南東約8kmに圃場があります。

「だだちゃ豆」を名乗る白山ブランドでなく、外観美麗でもございませんが、「本物」を育む自負は持っています。

混じり気ない、枝豆本来の香り甘味を有し、体と自然に優しく栄養価の高い、中身濃い茶豆(だだちゃ豆)をお届けします。