商品詳細|人参 秀品
一切の農薬を使わず、有機栽培で育てる、有機JAS認定の人参です。
安全な栽培法に加え、「栄養価コンテスト」で最終の選考検体8点に選出された食味を有します(後述)。
高い糖度を有し、歯切れ良く、人参特有のエグ味を感じさせず、皮ごと食していただきたい人参を育てます。
日本有機農業協会の「栄養価コンテスト」で、高い評価を獲得しました。
1.糖度、2.抗酸化力、3.ビタミンC、4.硝酸イオンの数値と、5.食味検査を経て、特に優れた8点の最終検体選出人参です。
糖度は10度近く、抗酸化力は抜けて高く、硝酸イオン(エグ味)は低く、「甘味と旨味を備える人参」の評価を得ました。
人参特有の「エグ味」は、硝酸イオンに起因します。
硝酸イオンは、土壌の深い場所に溜まりやすく、根の部分に当たる人参は、水と一緒に吸収してしまいます。
如何に土壌の硝酸を抑え、栽培が出来るか。作り手の腕の見せ所であり、マグレでは実現出来ない、確かな土づくりの技術力が現れます。
無農薬、有機JAS認定圃場で、活発な土中微生物の力を最大限に借り、育てた人参です。
大量生産、安定供給、単位当たり多収量に向かず、除草、間引き、土づくりにも多くの時間と手間を要します。
しかし高い糖度が、生命力の源である強い光合成能力を物語り、人参本来の自然で濃い甘味を感じて頂けるはずです。
■ 作り手 「南風農園」 さん(青森県)
2005年に八戸市と合併した岩手県境の旧三戸郡南郷村に圃場を構えます。
八戸市街から南郷へ向い、高度を上げ山道を登っていくと、澄んだ空気の冷涼な丘陸台地が広がります。
昼夜・年間の大きな寒暖差、冷たく綺麗な水、保水と養分に富む火山性黒土が作物に甘味を与え、蕎麦、林檎、杏、梅、葡萄等多くの特産を生む農業地帯を作ります。
冬人参の収穫は、11月に始まり12月にピークを迎えます(夏人参は7月下旬~9月上旬)。
南郷は、人参等の長根作物に適す天然黒土が広がりますが、不足しがちな土中酸素を、微生物の分解力によって補い、通気良い土壌を作ります。
種を播いてから、何度も除草に汗を流し、地道な土づくりを繰り返して育てた人参です。丁寧に収穫し送り出します。
収穫された人参の葉を落とし、洗浄機で洗い、1本1本を丁寧に検品梱包し、発送します。
本州最北の厳しい気象環境は、単位多収量を望めませんが、甘く実らせ、病害虫発生を抑制し、クリーン農業を助けます。
混じり気ない、人参本来の香りと食味を有し、自然と体に優しく栄養価の高い、有機人参をお届けします。