商品詳細|中野果実園 苺 あまおう
減農薬(4-5月の苗時のみ散布、慣行農法の約9割減)と、無化学肥料で育てる「あまおう」です。
栽培地は、日本に珍しい水捌け良い花崗岩の砂質土壌で、「水源の森百選」の耳納連山を擁す福岡県一の農業地、田主丸町。
害虫駆除に、病気対策、栽培試行を重ね、根元まで真っ赤に染めて完熟収穫する「あまおう」をお届けします。
1984年久留米市生まれの主要品種「とよのか」超えを目標に、1996年からの開発を経て、2005年誕生した「あまおう」。
福岡県民の公募により「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字を取って名付いた、福岡県のブランド苺です。
大きく丸いフォルムで、艶良く多汁、甘味だけでなく仄かな酸味が絶妙なバランスを生み、苺の真髄を感じさせる「苺の王様」です。
当園「あまおう」は、1月~4月頃まで収穫され、最初の収穫苺が「一番果」、その次に出来る苺が「二番果」です。
更に「三番果」「四番果」「五番果」と続きますが、後半に収穫されるほど甘味が弱くなる傾向があります。
シーズンに蓄えられた栄養を丸ごと吸収する、「一番果」と「二番果」の特別な「あまおう」のみを発送します。
完熟をじっくり待ち、根元まで赤く染まり、糖度が乗るまで収穫を遅らせます(他園様より半月ほど遅れます)。
発送日の朝に収穫した「あまおう」を一粒一粒、丁寧に梱包し、その日のうちに発送します。
尚、完熟収穫のため、配送の振動で、緩衝シートに果汁が沁みる時があります。その際はご了承頂けましたら幸いです。
■ 作り手 「中野果実園」 さん(福岡県)
苺の栽培は、4-5月、親苗からの新苗作りから始まり、収穫まで気の抜けない毎日が続きます。
ビニールハウス内とはいえ、苺は、天候に大きく左右され、病気や虫に、とても弱い果実です。
気温も暖かければ良いわけでなく、毎年異なる天候に対し空調管理し、病気蔓延や害虫駆除と戦いながら、経験と勘と手間をもって育てます。
農薬は極力使わず、肥大促進の化学肥料は一切使わず、苺自身のサイクルで育てます。
一般に、12月に入ると収穫が始まりますが、当園「あまおう」は、成長を無理強いせず、半月~1ヶ月収穫が遅れます。
じっくり結実させ、花が朽ち、徐々に膨らみ、白から緑へ、そして根元まで真っ赤に登熟させてから、収穫を迎えます。
収穫は、傷まないよう手作業で一粒一粒、丁寧に摘み取ります。
衝撃に弱い苺の果実に極力触れず、ヘタの根元を押さえて、捻るように一気に引っ張り収穫します。
苗づくりから収穫の瞬間まで、丹精を込めて育てた苺です。艶良く多汁で、甘味に優れる「あまおう苺」の旬をご賞味頂けたら嬉しいです。