商品詳細|アカシア・とち・百花蜂蜜
手つかずの自然が残る山形県最北の蜜源で採る、100%天然の純粋蜂蜜です。
綺麗な水、土、空気に育まれた蜜源が、健康なミツバチと花蜜を生み、雑味のない澄んだ蜂蜜を作ります。
人が踏み入らない場所に良質の花蜜が在ります。この地を知る「定置養蜂家」だからこそ、農薬無縁の花蜜を集めます。
ミツバチが自ら時間をかけて作る蜂蜜糖度は、80度を超え、水飴のような強粘性を生みます。
濃縮された蜂蜜を遠心分離機で搾り、「濾し器」と「濾し布」で濾過を行い、巣片・花粉・プロポリス等を除去してタンクに溜めます。
次第に澄むものの、白い気泡は天然酵素が生きる証です。未開封なら、2年でも3年でも、品質劣化しない自信があります(天然酵素も無くなりません)。
無添加・非加熱で、加糖・精製は一切行いません。
巣箱洗浄を徹底し、残留蜂蜜の除去後、集蜜を始めますので(移動養蜂はこの洗浄がとても難しい)、他蜜混入の極めて少ない高純度蜂蜜に仕上がります。
またミツバチへの給餌は、年2回のみ(花のない採蜜後8月と越冬時12月)、抗生物質は一切与えず、花蜜からのみの蜂蜜を作ります。
●アカシア蜂蜜:クセなく結晶しにくい万能蜂蜜で、トーストやフルーツに垂らす等、ストレートな食べ方に向きます。
●とち蜂蜜:柔らかく奥深い風味を持ち、お菓子づくり、魚の臭み取り、お肉や煮物にも、料理の隠し味に適します。
●百花蜂蜜:アカシア・栃・山藤等、優しい花蜜が中心でクセが少ないものの、多種花の深味を感じさせる蜂蜜です。
■ 作り手 「真室川養蜂」 さん(山形県)
アユ・マスが獲れる国内有数の清流、鮭川・真室川。秋田県境を水源とし、豪雪の雪解水が周辺自然を作り出します。
蜜源は、これら川沿いに原生するアカシア、栃、藤、谷空木たち。
農薬散布の田畑には近寄りません。蜂蜜の風味は、蜜源環境で大きく変わります。澄んだ空気、水、土壌で育つ山花から集める蜂蜜です。
11月からGW近くまで残る雪。長い冬が終わると、植物たちは一斉に芽吹き、花を咲かせます。
養蜂家はこの頃、開花期を見極め、女王蜂の産卵を促し、蜂群を調整していきます。
花が咲く期間は、1年でたった10日ほど…。その僅かな期間に蜂群ピークを作っていきます。養蜂家の腕の見せ所の一つです。
6月中旬、採蜜は、午前4時頃の夜明けから始まります。
巣箱は、「隔王板」という板で2段に分け、女王蜂が居る育児箱と貯蜜箱を区別し、貯蜜箱の蜂蜜のみ採蜜します。
貯蜜箱からのみ得る蜂蜜は、澄み渡り80度を超す糖度と粘度を備えながら、体に溶け入る優しい風味を持ちます。
「国産純粋蜂蜜」は、今や3%に満たない流通量ですが、加糖しても加熱しても、糖度76度以上なら「純粋蜂蜜」表示が日本では許されています。
本来なら、何も手を加えてはいけません。ミツバチ自身が濃縮した蜂蜜が本物です。
時間を費やすとミツバチは、粘度を高め、貯蜜部屋に蓋を張り、とても扱い辛くなりますが、最高の品質を与えてくれます。