商品詳細|ジャンボウサギ 正肉・モツ
秋田県で50年以上の改良で誕生した大型白兎(通称:ジャンボウサギ、正式名称:日本白色秋田改良種)のお肉です。
飼育期間180日を費やす肉質は、引き締まり、濃い旨味が沁み出し、鶏肉より重厚感を感じます。
一般に「兎肉は、鶏肉より淡白な味」とは異質で、味わい深い食味をご実感頂けるはずです。
明治32年、岐阜県から導入された大型兎を祖に、秋田県中仙町(現大仙市)で品種改良が続けられたジャンボウサギ。
秋田ブランドとして登録され、毎年催される「フェスティバル」では、10kgを超える巨大兎が登場します。
首から肩、胸板にかけて、厚く逞しい筋肉が付き、その名に相応しい体格を有す、食べ応え十分の兎肉です。
牛肉が一般的でない昔、秋田県で「すき焼き」と言えば兎肉であり、伝統料理「兎鍋」としても食されてきました。
臭味は殆どなく、味がしっかりし、出汁は旨く、クセも少ないため、抵抗なく食せると思います。
欧州では、日頃から兎肉を食し、ダイエット食として重宝され、病人食やアレルギー体質にも有用とされています。
ご注文頂いてから屠殺し捌き、当日もしくは翌日に冷凍工程挟まず、チルド発送します。
加熱に強くパサつきにくく、出汁まで食せる「お鍋」を筆頭に、鶏肉と同様の調理法でお楽しみ頂けます。
・正肉:うで、むね、はら、もも、腎臓(お腹付近に付いてます)。
・もつ:ハツ、レバー、タン。 尚、半羽では「正肉」のみ、「もつ」は付いておりません。
■ 作り手 「ハピー農場」 さん(秋田県)
秋田県中央、出羽山地の丘陵地、大仙市協和に兎舎を構え、180日以上の飼育期間を費やし育てます。
飲み水は、豪雪地の良質な雪解け水を与えます。
餌は、農薬、化学肥料に頼らないEM菌(有用微生物群)飼料を中心に、家畜用ペレット、非遺伝子組換のトウモロコシ、大豆、大麦、野菜、野草等を自家配合しています。
ジャンボウサギを抱くと、驚くほどにガッチリした骨格、厚い胸板、首や肩にも逞しい筋肉を感じます。
急激な体重増加は、身体に大きな負担を掛けるため、脂肪分の増大を狙った過度な餌付けは行いません。
重い体重を支える骨格の成長に合わせ、餌の調整を行い、弾力に富んだ筋肉質のジャンボウサギを育てます。
ジャンボウサギは、成長速度、母乳量、出生数、血統から、繁殖用兎を選抜し、自家で繁殖します。
例えば、小さい子が生まれやすい初産や子沢山の子は、繁殖用として残さない等、自らの目で選びます。
180日以上の飼育を経て、ご注文後に捕獲し屠殺処理。鮮度の高い兎肉の旨味をご賞味頂けましたら幸いです。