商品詳細|活〆開き 真穴子
一般にアナゴは、水深約10mの浅場から約150mの砂泥海底に生息し、当アナゴは、100m超の水深で漁獲します。
島根沖アナゴは、「島根冷水域」と言われる、深海栄養に富む泥地に潜む、多種な小魚・甲殻類・線虫類等を餌にします。
豊富な餌に支えられて育つアナゴは、島根県の分析結果でも、平均以上に良好な肉厚と脂乗りであることが分かっています。
アナゴは、処理直前まで生きています。
活き締めし、背開きで開き、洗浄。その後、一尾毎に個包装しチルド発送します。
● お届けのアナゴ(大)
・全長:約60~80cm
・体重:約300~500g
・捌き方:背開き
・捌き後:幅10~13cm、長さ50~70cm
深海で育つ島根沖産アナゴと、東京湾や瀬戸内海等、太平洋産アナゴとは、食味が異なります。
深海から巻き上がる養分を端する連鎖が、肉厚な体躯と脂を生み、穴子=淡白なイメージを変える、食べ応えを感じて頂けるはずです。
尚、天然物であり、時期による若干の個体差(冬~春は脂が多め、夏~秋は脂が少なめ)があります。ご了承ください。
・湯引きし蒸し器で3,4分、グリルで焦げ目をつけたら、ふっくら香ばしい白焼き。
・軽く白焼きし身を締めた後、醤油、みりん、お酒で煮込み、煮崩れない煮穴子。
・煮穴子を刻み玉子焼きに、アツアツご飯に乗せて穴子丼に、お酒のおつまみに…。
「開き」ですので調理も簡単。他にも蒲焼き、天ぷら、アヒージョ等々、豊かな穴子料理をお楽しみください。
■ 作り手 「栄進水産」 さん(島根県)
島根県は、東西150km、岩と砂場が交互に繰り返す海岸線が1000kmを超え、天然の良港が多く存在(85港)します。
ズワイガニ・ブリ・アナゴは全国1位、アジ・ヒラメ・カレイ・シジミは全国2位の漁獲高を誇ります。
中国・四国地方随一、全国でも有数の水産県、島根県のほぼ中央、大田市波根港を拠点に日本海の幸をお届けします。
島根沖は、東進する対馬暖流に、南進する寒流が湧昇流として交わり、「島根冷水域」が生まれます。
更に、海岸まで迫る中国山地を縫って流れる7河川が、山のミネラルを運び、プランクトン発生率の高い海域を作ります。
※ 冷水域:水深100mにおいて、周辺海より低い海水温域を指し、日本では若狭沖、佐渡沖、入道埼沖に見られます。深海栄養が巻き上がり好漁場が育ちます。
島根沖のアナゴは、対馬暖流、島根冷水域、中国山地のミネラルの恩恵を受けて育ちます。
特に冬場の捌きは、脂がベットリ付着し、手袋での作業が欠かせないほどです。
丁寧に一尾ずつ処理し、鮮度高く味濃く肉厚で、脂乗り良い島根沖産アナゴの食味をご賞味頂けましたら幸いです。