商品詳細|もみじ ケージ飼い卵
日本で選抜育種された種鶏を「純国産鶏」と呼び、その中でも希少な種鶏「もみじ」が産む卵です。
「純国産鶏」卵は、国内生産の6~7%程度でしかなく、93~94%は、輸入「外国鶏」が産みます。
「もみじ」は、成長に時間を要し排卵率も低いため、生産界から敬遠気味なものの、日本の酷暑・酷寒に耐性強く、卵白は粘性が高く、卵黄は強く濃く、最高級赤玉を作ります。
「もみじ卵」を食すと、余計なものは一切感じず、スーっと体に吸収されていく優しい感覚があります。
グルメ漫画「美味しんぼ」では「至高の卵」として扱われ、外国鶏卵に比べ、卵内異物(肉斑・血斑)の少ない特長があります。
食し方は、Simple is best!まずは、玉子かけご飯等生食や、火を少し通すだけのシンプルな調理で試して頂きたいです。
健康な鶏が産む卵は、エネルギーの塊そのもの。爪楊枝を刺しても破れないというのは本当です(笑)
薄く広がる「水様卵白」は少なく、粘性の強い「濃厚卵白」と「卵黄」は小さく見えるほどにグイっと持ち上がります。
卵黄の色は、着色させていないため濃い黄色(橙色ではありません)です。香味、弾力、旨味、どれをとっても自信の卵です。
■ 作り手 「どんぐり農園」 さん(岡山県)
剣豪・宮本武蔵の生誕地近く、岡山県美作市に鶏舎を構え、強健「もみじ」を育てます。
飲み水は、ミネラル豊富な中国山地の地下伏流水を汲み上げ、木炭で浄化し与えます。
餌は、抗生物質・遺伝子組換飼料を一切使わず、トウモロコシ・大豆・菜種・にんにく・貝殻・海藻に、当園で実る有機米・有機野菜を加えた、約30種の配合飼料を使います。
約4,000羽という目の行き届く、少数羽飼育で育てます。
特に野生に近い放し飼いは、序列が出来上がり、餌を人一倍食べる鶏がいる一方、隅っこで小さくなり弱っていく鶏もいます。
一羽一羽の状況を早期に見極め、ケージ(一羽ずつ管理)に移す等、ストレスや病気を取り除き、健康な鶏を育てます。
当園で産み落とされる卵は、全て人手で採卵し、選別します。
多少面倒ですが、手で採卵することで、一羽一羽の健康状態まで把握できます。
卵の味わいは、健康状態で大きく左右し、弱っている鶏はいないか? 虐められている鶏はいないか? 日々の細かい観察と作業が、美味しい卵を育てます。
鶏舎は消毒後に入室し、床面が湿らないよう絶えず空気を入れ替え、2週間毎の鶏舎内消毒も欠かさず行います。
検査はこんなにも…と思えるほど徹底し、安心安全な卵をお届けします。
・鳥インフルエンザ検査 (年12回)
・鶏血液検査 (年12回)
・農薬・抗生物質・サルファ剤等残留検査 (年1回)
・放射能残留/放射セシウム・ヨウ素検査 (年2回)
・卵の中/表面サルモネラ検査 (年2回)
・鶏舎の埃/鶏糞サルモネラ検査 (年6回)
・業務従事者の腸内細菌検査 (年2回)
・飼料の分別管理証明…等。